角野隼斗ピアノリサイタル at 日本武道館に行ってきました!

  • 2024年7月16日
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昨日、『角野隼斗ピアノリサイタル at 日本武道館』へ行ってまいりました!

というわけで1日経って今感じる事を。
(文字数足りますように🙏)


朝起きてから冷静になってひしひしと感じているのは、あの武道館の舞台、13000人の中心にいたのはたった1人のピアニストだったという事。

後半最後のボレロ、さも当たり前のようにその音楽、世界に没入して聴いていて、感動というよりは、さらに”その奥”の空間にふわふわ〜っと自分が漂っている感覚。

さて、どの時点からこの魔法に自分はかかっていたのだろうか。

実は今回、初角野さんという事で(今までのチケット争奪戦は全敗)、その世界観をより純粋に感じたかったのもあって、あえてのセットリストは見るのを我慢して本番スタート。
昨日の一曲目はショパンのスケルツォ1番。
出だしから「うぉぉ!うますぎる!」と思った記憶。(語彙力なくすみません)

ショパン3曲が終わって次が24調のトルコ行進曲。そしてリストのハンガリー狂詩曲。
あれ、角野さんの3つのノクターンっていつ弾いたんだっけ。後半のボレロの前に追憶、胎動があって、前半の最後はHuman Universe。。。
いや、今思えばショパンのワルツから木枯らしに繋がるところで既に魔法に掛かっていたのかもしれない。

当日後半の最初だけライブ配信されて映像が出ています!
(本編スタートは17:30)

少し話が逸れますが、この春に少しだけウィーンに行った時に、現地の録音技師さんから「Hayato Suminoを知っているか」と聞かれて、このオーストリア人はいつも決まって超辛口なので何を言うかと思えば大絶賛。たまたまラジオで流れたショパンのピアノコンチェルトがあまりにも美しくて、このピアニストは誰かと急いで調べたら角野さんで、それからどハマりしているそう。今回写真を送ったら「どうだったどうだった?」と質問攻めにあったのでYouTubeライブのリンクを送ったら大喜びでした。

話を戻します。
昨日聴き終わった時に、実は感動よりは不思議な浮遊感のような、今までにない感覚が自分の中にあってこれは現実だったのか。夢でも見ていたような。それが1日経って大きな感動になってきているのを正に今感じています。
そりゃあチケット争奪戦も全敗しますよ。
会場にいた皆さまも一緒のはず。
忘れられない日になりました。

そして魔法に掛けられていた時の記憶をなんとでも呼び戻したいと思ったら、なんとWOWOWで放送されるとの事!
いやいやこれは見るしかないでしょう!
というわけで、これから妻にWOWOW加入について説得を試みるので皆さん応援してください。

最後に間違いなく言える事は、今後の人生で7/14に聞こえる蝉の声は特別なものになるであろう。

良い音楽は良い。