こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
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クラシックコンサートで会場に飾ってある写真のようなお花を「スタンド花」または「フラワースタンド(フラスタ)」と呼ばれています。
スタンド花を贈ることは出演者や主催者へのお祝いの気持ちを伝える一つの方法で、その華やかさで会場を彩り特別な瞬間を演出します。この記事では、クラシックコンサートにスタンド花を送る際の選び方や注文をする際の注意点を解説していきます。
内容としてかなり長くなっていますが、送りたくてもわからないという方も多いと思うので少しでも参考になったら嬉しいです。
また最後に”スタンド花を自分で出してみた率直な今の感想”も書いています。こちらも目次から飛んで読んで頂けたら嬉しく思います!
ちなみに僕がいつも注文しているお花屋さんはこちらです。ぜひ見てみてください(^^)
HitoHanaスタンド花とは?
まず基本的なところから。スタンド花というのはこの記事の写真にあるようなお花の事です。メッセージを添えたりする事も出来ますし、また何人かで一緒に送るお花の時には「誰から」の部分にたくさん名前を並べる事も出来ます。「ファン一同」みたいな感じにする事もできます。
この辺りは注文方法のところで詳しく解説しています。
【一番大事!】注文する前に必ずやること
スタンド花について考える時に一番最初にやるべき事は2つあります。
主催者にスタンド花を送っても良いのかと搬入可能時間を確認
1つ目はコンサートの主催者へスタンド花を送っても良いのかを問い合わせる事です。コンサートの形式や会場によってはスタンド花を受け取り拒否されてしまう事があり、その場合でもお花代は一円も返ってきません。またスタンド花業者さんからの主催者や会場への連絡はできないため、これは注文者がしっかり事前に確認しておく必要があります。またOKの場合は何時以降にお届けしても良いのかも聞きましょう。
※会場に誰もいないと配送業者さんで不在扱いになって当日届かないなんて事例もあるみたいです。
またこの次にも書きますが、スタンド花の回収についても聞けたら確認してみましょう。会場に問い合わせてくださいと言われた時にはその会場に確認します。
主催者または会場にスタンド花の回収について確認
2つ目はスタンド花の回収について主催者、または会場に問い合わせる事。送ったスタンド花は翌日などに業者さんに回収してもらうのが一般的なのですが、その回収業者さんがどこに行けばよいのかを確認しておく事になります。
スタンド花を注文してから回収されるまでの流れを説明すると、
注文→発送→会場の主催者が受け取る→主催者がスタンド花を設置する→公演終了後に主催者がスタンド花を「撤収場所」に移動する→翌日以降、撤収場所にて回収業者がスタンド花を回収。
このような流れの中の「撤収場所」の位置と「撤収可能時間」について会場に確認します。
主催者に聞くこと
①スタンド花を送って良いか
②当日の搬入可能時間
(何時以降大丈夫か)
③スタンド花の撤収場所
(お花屋さんが回収に行く場所)
④撤収可能時間(例:翌日9:00以降)
※③④は会場に確認してくださいと言われる可能性あり
※お花を注文する際に、回収についての指示を入力する欄がある時もあれば、注文後に回収について確認のメールが届く場合もあります。
※業者さんが回収出来ない場合、注文者に回収依頼の連絡が入るケースがあるそうです。
どこで注文するの?
コンサートの主催者、会場への確認が済んだらいよいよお花の注文です。
スタンド花の注文先はお花屋さんです。
クラシックコンサートの場合それぞれ会場があるので、Googleなどで「会場の名前・スタンド花」と検索すると、その会場にスタンド花を運べるお花屋さんが出てきますので、その中から選んで注文します。
スタンド花や楽屋花を注文する時は僕はいつもこちらで注文しています。
HitoHana
HitoHanaHitoHanaは個人的に一番のお気に入りです。まず回収エリアがとても広いという事。これはスタンド花を注文する際にとっても大切なポイントです。あとは注文する時に回収についての欄があるなど、とてもわかりやすいのも良いところ。
HitoHana スタンド花回収エリアあとは現実的なお話で、他店と同じ金額でもお花が豪華な気がしています。色ごとにある「フローリストにお任せ」という花スタンドもすごく素敵です。希望があれば「オーダーメイド」という注文の仕方もあるようなので気になる方はチェックしてみてください。
この記事の内容とは少しズレますがフラワーギフトは大変喜ばれるのでよく利用しています。
実例↓↓
HanaPrime
HanaPrimeHanaPrimeさんは他では見ないような花スタンドもあります。23区内の一部のエリアは回収もしてくれるようなので、注文前に必ず確認をとりましょう。
勝ち花.com
※お花の種類はもちろん、スタンド花に立てる札のデザインが違ったり、会場に届けるけど回収はしていませんみたいなお花屋さんもあるので、その辺りもチェックしながらどこで注文するかを決めましょう。
お花屋さんの決め方で大切な事
これは「回収してくれるかどうか」です。これを誤るとお祝いのために送ったスタンド花が逆に主催者の負担になってしまいます。ここだけは必ずお花屋さんに確認しておく必要があります。
お花屋さんによっては「このエリアであれば回収します」みたいに書いてある時もあるので、しっかりとチェックしておきましょう。
※お花の注文の際に「回収について」の記入欄がない時は注意が必要です。支払い情報の画面の前に必ずあります。
スタンド花の選び方
お花屋さんが決まったらいよいよ注文です。
これは実例を見て頂いた方が良いと思います。
HitoHana色とデザインを考える
スタンド花について調べると「コンサートのテーマに合わせた色やデザインを選ぶことが重要です」みたいな事が書いてあるのですが、そこまで深く考えずに綺麗だな、演奏者に似合いそうだなって思う花を選ぶのが良いと思います。
大体色ごとにいくつかの種類があって、後は「季節に合わせてお任せ」みたいなものもあります。
花の種類を選ぶ
これもお花屋さんに載っている写真を見て決めるのが良いです。ただお花によっては意味もあるので少しだけ紹介します。
- バラ:愛や美の象徴
- カーネーション:感謝の気持ちを表す
- 蘭:高貴さや洗練を表現
これらの花言葉も考慮してこだわって選ぶのも1つの方法です。
予算
スタンド花を選ぶ上ではご予算も大切な要素の1つです。お花代以外に送料や回収料金が追加される事も多いので、あくまでも無理のない範囲でお花を選びましょう。ちなみに一段のスタンド花でも並んでみると全然違和感なく素敵だなぁと僕はいつも思います(^^)
スタンド花の発注方法
改めてスタンド花を発注する際に考えることを書いていきますね。
注文画面でひとつひとつ出てくるので、この項目は飛ばしてしまっても大丈夫です。
- 日時と場所の確認
コンサートの日時や会場を正確に伝えることが大切です。備考欄があれば、コンサート名(例:「○○ピアノリサイタル」)と会場・開演時間も書いておくと良いでしょう。
- 主催者への確認と回収場所のルール
最初に書いた通り事前に確認しておくことが重要です。 - 予算の設定
ご予算に合わせて無理のないスタンド花を選びましょう。 - 納期の確認
早めに発注し、納期を確認しましょう。
【正直なところ】スタンド花を出してみた感想
スタンド花を出してみて今思う事、それは何よりそのコンサートが自分の思い出としてより強く残る気がしているという事。フラワースタンドはそもそも思い入れのあるコンサートに出すものという前提はあるにしろ、会場に自分が出したお花が立っている光景はやっぱり覚えていますし、「コンサートは良かったしお花も出したなぁ」ってしみじみとその時の感動をふと思い出す時が日常の中であって、これがスタンド花の良いところの1つだと個人的に思っています。
人の目に触れるのは当日だけでも、本人の記憶の中では思っているより長く咲き続けます。
まとめ
長い内容でしたがスタンド花について書いてきました。
クラシックコンサートへのスタンド花は、感謝の気持ちだったり祝福を伝える一つの方法です。また自分にとっても特別な瞬間を彩る事になります。スタンド花についてはお花屋さんのHPにも色々詳しく書いてあるはずなので、ぜひ色々参考にしてご自身に合ったお花を選んでみてください。
読んで頂きましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦
ホール別スタンド花回収ルール(五十音順)
各会場のスタンド花回収ルールです。もし過去にスタンド花を出された方がいらっしゃいましたら、その際の回収についての情報をお知らせ頂けたら大変ありがたいです。この欄にどんどん追加していこうと思っています。
各SNSのDMまたは公式LINEからご連絡ください。
※回収ルールについては突然の変更の可能性もありますので、下の情報を基にご自身で必ず各会場へご確認の上、お花屋さんへの注文の際にお伝えください。
サントリーホール
回収場所:ブルーローズ(小ホール)の搬入口
時間:ホールのオープンは9:40になっているが、9:00以降サントリーホール楽屋口より入館可能
浜離宮朝日ホール
回収場所:2階非常口踊り場(届けた際にも改めて説明あり)
時間:9:00以降