以前から音楽や音と言語は密接に関係していると聞いていて自分もそう思っていましたが、今はこれをより強く感じています。
具体的に言えば「良い音」、あるいは「必要な音」、「耳障りな音」。
これはどれが正解というわけではなく、また良い悪いでもなく、ただただ違うということ。
日本とヨーロッパという括りではなく、各国、もっと言うとオーストリアの中でもドイツ語の方言があるように好まれる音楽や音も違うように感じる時があります。
地域ごとに好まれる味があるのと同じように、音にも好みがあるといったところかと思います。
ただこの「違う」という事に関してはヨーロッパの方がほんの少し寛容かもしれません。
津久井俊彦