こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪
片付けをしていたら中学校の合唱コンクールのCDが出てきたので今日は少しだけ体験談を。
重要なのは演奏だけではなく○○
小学校高学年からピアノを習い始めたとしさんですが、中学校の合唱コンクールでは2、3年の時に伴奏を務めました。
僕の行っていた中学校は合唱コンクールにかなり力を入れていて、特に3年生の時にクラスで歌った「砂丘」はNHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲にも選ばれていて、伴奏も今思えば当時よく弾けたなぁと思います。
さて、タイトルにもある、「合唱コンクールの伴奏に選ばれるには」という事ですが、結論から言うと
オーディションの時にお辞儀からピアノの前に座る、そして弾いている姿勢、弾き終わってからお辞儀までをとにかく堂々とすること
これが僕の経験上何よりも大事です。
実はこれ、自分だけの経験ではありません。
調律に行った先で「合唱コンクールの伴奏に選ばれたい」という中学生くらいのお子さんがいたりするんです。
そういった時に「同じクラス(または学年)にすごく上手な人がいる」なんてことを聞くことも少なくないのですが、僕はオーディションでの演奏以外の部分の大切さをいつも親御さんにお伝えしていました。
そして体感ではこの話をしたお客様の8割の方から「伴奏に選ばれました!」という連絡を頂いていました。
選ばれた理由のほとんどは本人の練習の頑張りによるものだと思うのですが、オーディションで最後迷った時には先生は堂々と弾いている生徒を選ぶ傾向にあると思います。
今からこの事についてゴリゴリに考察してみます。
【親御さん必読!】本気の考察
まず最初に理解しておくべきこととして、先生たちは音楽のプロではないということ。
そして人間は選択肢があった時に、何かを得ることよりも失敗や苦痛を避けること、いわゆる”リスク回避”に価値を見出すということ。
ピアノ伴奏において、何かを得る=上手に弾けて歌もみんな上手く歌えることだと思うのですが、逆にリスクは何かと考えてみると、それは本番で伴奏が止まってしまうことのはずです。
本番でピアノが止まってしまうとクラス全体の歌も止まってしまいます。もちろんこれによってクラスの友情が更に深まることもあるはずですが、それでも先生としてはこのリスクは避けたいことだと思います。
この事からピアノ伴奏のオーディションで大切になってくるのは、
しっかり練習して上手に弾けることと同時に、「本番で止まる可能性は1ミリもありません」ということを強くアピールすること。
そのために演奏以外の所作の部分をしっかり練習しておくと、かなり強い印象を与えられるんだと個人的に考えています。
最後に何が言いたいかというと、コンクールや発表会でも堂々としているとそれだけでカッコいいので、ぜひYouTubeなどで色々なピアニストさんの演奏以外の所作も見て、ぜひ真似してみてください♪
読んで頂きましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦