
こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪YouTubeもがんばってます!
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「無人島でピアノは作れるのか」
この思考に至った理由については、上の動画をご覧ください。
結論から言うと「理論上は可能だけど、現実的にはほぼ不可能」に近いです。でもそこにはロマンしかないので詳しく分解してみます。
必要な条件と課題

材料の確保
- ピアノには木材(響板、鍵盤、フレームなど)だけでなく、鋳物(フレーム)やフェルト(ハンマー)、**高炭素鋼(弦)**など多様な素材が必要。
- 無人島に鉄鉱石があったとしても、それを鉄に精錬する設備が必要。
- フェルトや高張力鋼線(弦)も自然からはほぼ得られない。
道具と技術
- 木を切るためののこぎりや鉋(かんな)、金属を加工する炉やハンマーが必要。
- 調律や整音をするには高精度の工具が不可欠。
時間と体力と食料
- 現代のピアノ職人が何十人もかけて作るものを、二人で無人島で…?
- 食料確保、住居、ケガなどのリスクも考えると、ものすごく過酷。
- ピア兄のチャンネル用に撮影も同時に。
【でも、もしも…】

でも、もしも無人島に以下の条件が揃っていたら、僕は修行期間小さなピアノメーカーの工房でピアノを作っていた経験もあるのでワンチャンあります。
- ピアノに適した樹種(スプルース、メープルなど)が豊富にある
- 無人島に漂着した最低限の道具や加工したら使えそうな金属類がある
- 多分最低半年、場合によっては年単位で取り組む覚悟がある

この条件が揃えば、**「めちゃくちゃ素朴な1オクターブぐらいの手作りピアノ」**くらいなら夢じゃない気もしなくはない。
専門的なワードを使うと、モノコード→弦→ハンマー→鍵盤→響板→黒鍵→ダンパー→ペダル→音域を広げる、という順番になるはず・・・。というわけでシュミレーションは完璧です。
読んでいただきましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦
こちらは以前新井さんのチャンネルに出させて頂いた時の動画♪