和室(畳の上)にピアノを置いて大丈夫ですか?~注意点と対策グッズ~

こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
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ピアノを新しく購入、またはお引越しなどで移動される方からとても多く頂くご質問です。

結論から言うとほぼ大丈夫です。
アップライトピアノ、グランドピアノ問わず和室に置いている方はたくさんいます。
本記事ではこの和室にピアノを置く際の注意点についてまとめています。

和室にピアノを置いている方が実際に使っているグッズも紹介していきます。

※としチャンネルの関連動画です。

注意点

畳対策

ピアノを直接畳の上に置いていると畳がへこんでいきます。

そのため通常のインシュレーターと畳の間に敷板もしくはパネルを入れる必要があります。
※下で紹介しています♪

アップライトピアノとグランドピアノそれぞれの簡易的な敷板から、スペース全体をカバーするパネルまで色々あります。これらは防音も兼ねるので和室に置く際にはオススメしています。

障子は壁ではない

ごく稀に障子に背を向けてアップライトピアノが置いてあるのを見たことがあります。アップライトピアノの重心は後ろ側にあるため、地震などで大きく揺れた時に障子を突き破って倒れてしまいます。万が一の事を考えると危険です。

それともう1つ。障子が共振してかなり大きい雑音が出ることが多いです。和室の中でもなるべくちゃんとした壁に背を向けましょう。

音響

ピアノの音の事を考えると和室は響きがありません。特にグランドピアノの場合は下方向に出た音が全て畳に吸収されてしまいます。もし一軒家で防音は問題なく音を良くしたいという方は木の板などをピアノの下に敷きましょう。ウッドカーペットも有効です。

【意外な盲点】椅子の下

調律に伺った時にピアノの下は敷板などで守られていたのですが、椅子の置いてあるところの畳がボロボロになっている事がたまにありました。

全然気にならないという方は対策の必要は全くありませんが、ピアノの椅子って意外と動かすことが多いのであっという間に傷んでいきます。

椅子の下にもパネルを敷くとなるとかなり広い面積になって大変なので、厚めのカーペットなどでも代用ができます。

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和室用グッズ

主にはパネルです。
これらはホームセンターで木をカットしてもらっても代用できます。その方が金額は圧倒的に抑えられるかと思います。
ですがピアノ用として売られているものの方が安心という方もいるかと思いますので、実際に皆さんが使っているものを紹介していきますのでチェックしてみてください。

敷板の上にピアノを載せるとペダルの位置が高くなって踏みづらくなるのですが、この敷板はそうならないように内側を低くしてあります。

こちらもペダルを踏む時のかかとの位置までパネルがあるタイプです。

畳がへこまないように面積を増やしています。

ちなみにピアノ全体の形のパネルはかなり高額です。

さいごに

和室にピアノを置くというテーマについて書いてきました。

置いてはいけないというイメージをお持ちの方もいるのですが、対策さえすれば和室でも問題なくピアノを楽しむことが出来ますのでご安心ください♪

以上になります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。 としさん