こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪
オーストリア留学の際に必要になるドイツ語証明、ÖSD Prüfung (Zertifikat)。
今回はB1のLesen、Aufgabe1・2について解説していきます!
A2を合格してB1にチャレンジする方。留学のために最初からB1を目指す方は是非参考にしてください!
こちらからB1の過去問題を無料ダウンロードできます。
https://www.osd.at/en/exams/oesd-exams/oesd-zertifikat-deutsch-oesterreich-b1-zdoe-b1/
ÖSD Prüfung(Zertifikat) B1 Lesenについて
Lesenの合計時間は90分でAufgabeは5つあります。
全体的にはドイツ語で書かれているものをパッと見てある程度理解する能力があるのかを見られます。
そしてこの90分、ビックリするくらいあっという間です。
わからない部分でう~んと悩んでいると最後まで終わらずに試験が終わってしまいます。わからないところは印だけ付けてどんどん次に行きましょう。
課題はSprechen同様に実践的です。バイト募集の貼り紙だったり、セールのチラシだったりと日常で見るドイツ語に近いです。そして辞書は持ち込み禁止。
厳しい条件ではありますが幸いにもB1のLesen、回答が全て記号にチェックして答えるシステムになっているので、どうしてもわからない部分は運に頼ることができます。
全体的にテストの形式に慣れるためにも必ず過去問題集を買って何週かするのをオススメします。
合格のポイント
ÖSD B1のLesen全体に言える、点をとるコツについてです。
メモ
ずばりメモしまくること。
日本語でOKです。〇□☆などの記号でもOK。とにかく問題をわかりやすくしましょう。僕が実際にしたメモの方法も解説していきますね。
大学受験などで英語の試験対策をされていた方にとってはおそらく当たり前のテクニックかもしれません。ただ、大学入試と違う点は問題用紙に日本語は一言も書かれていないという事です。日本語でメモしてぱっと見で少しでも早く理解できるようにしてしまいましょう。
Aufgabe4から始める
これは見ていけばわかると思います。
Aufgabe1・2が長文読解系に対して4からは文の穴埋めになります。
Aufgabe4からの方が素早く問題を解くことが出来るのと、穴埋めのヒントがAufgabe1・2の長文にあることがあります。
試験がスタートしたら、極端な話後ろから始めても良いと思います。
ではひとつひとつ見ていきます。
Aufgabe1
これは5つの記事に合ったテーマをそれぞれA~Kの中から選ぶというものです。
まずこのAufgabe1で最初にやるべき事はA~Kの内容の仕分けです。
大体3種類(大きく分けると2種類)のテーマに分かれているはずです。
目をさっと通した時に必ずいくつか同じような単語があるはずです。
今僕が見ている過去問の場合、
- Handy
- Internet
- Geld
- Kinder
このそれぞれの内容がぱっと見てわかるようにチェックしましょう。
僕なら下のようにチェックします。
Handyつまり携帯電話関連の単語には〇
Internet関連の単語には□
Geld関連は△
Kinder関連は下に2重線を引く、などです。
例えばOnlineって書いてあったらインターネットなので□で囲みます。ひょっとしたら携帯も近いので、小さく〇も書きます。
Bankとかあったらほぼお金関連なので△です。
この区別する方法はなんでも良いと思います。とにかく一目で単語を読まなくてもわかるようにすること。
僕は過去問題集を買って勉強を始めた時に、例えば1番の記事に子供とインターネットの話が書いてあって、A~Kどれだろうって選ぶ時にいちいち上から順番に探していっていました。
これだけでかなり時間のロスです。
この問題で何が難しいかっていうと、このA~Kの中にたまにそっくりな内容の事が書かれているという事。これを素早く見分けるためにもそれぞれの印をつけましょう。
そして1~5の記事を読む際にも、同じ印を付けていきましょう。
この1~5、わからない単語があってもまずは飛ばして読んでいくのをオススメします。実際書いてある内容を100%理解する必要はありません。いくつかカギになる単語があって、それを見分けるための印分けです。
Aufgabe2
長文読解です。
6~10のそれぞれの太字で書かれた文の後に続く文を、
A~Cのどれが内容に合っているのか選ぶ問題です。
これは長文を読む前に6~10の問題文、つまり選択肢のABCを読むようにしましょう。
この時点で問題発生の方いるはずです。
わからない単語がたくさんあって文の意味が全然わかりませんという人。
ちなみに僕がそうでした。使われている単語の意味がわかれば、対策自体必要ありませんし、Lesenに関しては楽々合格できると思います。
この場合のコツはまず明らかに何かを強調した単語でなんとなく意味のわかる単語にチェックしていきましょう。あるいはわかる単語だけでもOKです。
例えばintensivenとかnegativとか、あるいはExpertenなど。
インテンシブ、ネガティブ、エキスパート、、、なんとなく聞き覚えありますよね。ぼや~っとでもわかる単語があれば日本語でぱっと意味を書くのもありです。
あとは同じ文章で単語がひとつだけ違う文があった場合にはこの単語にもチェックをつけましょう。
僕は問題用紙に日本語のメモをたくさん書きました。
単語が全然わからなくても、数少ないわかる単語が答えのヒントになる事も大いにあります。諦めずにわかる単語をメモしていきましょう。
それから長文を読み始めます。
B1の長文読解では、問題の順番通りに必ず長文が書かれています。
そして大体長文が6つに区切られていて、それぞれの答えがそれぞれの区画に間違いなく書かれています。
つまり、問6の答えは必ず長文の中の前半部分に書かれているという事。
これがB2になると問題と長文の場所はバラバラになります。
もちろんこの項目でもわからない部分は悩まずに先に進みましょう。
さいごに
オーストリア留学の際に必要になるドイツ語証明、ÖSD Prüfung (Zertifikat)。
B1のLesen、Aufgabe1・2について解説してきました。
もしオーストリア、あるいはドイツにいるのであれば駅に毎日置いてある無料新聞を読むのをオススメします。この時意味を理解する必要はありません。とにかくドイツ語に目を慣らすために毎日少しずつ読みます。これだけでもアルファベットの羅列が見やすくなります。
次の記事ではAufgabeの3~5を解説していきます。頑張っていきましょう!
以上になります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。としさん