こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪
全日本ピアノeコンクールという、新しい形のピアノコンクールを見つけました。
このコロナの時代、オンラインレッスンの大規模な普及などピアノ業界は大きな変換を迎えています。コンサートもオンラインでの有料や投げ銭といったシステムは当たり前になり、実際にヨーロッパの音楽大学の入試でも実技試験はオンラインで行われます。
このような時代に合わせたオンラインでの日本全国規模のでピアノコンクールが、全日本ピアノeコンクールです。
公式ホームページにも書いてありますが、ピアノ学習者・指導者のために従来の概念にとらわれない形式になっています。予選は自宅で撮影した映像が審査され、本選も無観客でのスタジオでの動画撮影による審査になります。本選はインターネット上で配信されることもあり、これからの時代の新しい音楽コンクールのモデルケースになるのではないかと個人的に思っています。
コンクールに向けて練習していたが、そのコンクールが中止になってしまった小学生はもちろん、今までコンクールのようなイベントとは無縁だったが、“大規模な会場に行かなくても参加できるようなコンクールがあったらいいな”と思っていた趣味で弾いている大人の方が参加できる一般枠もあります。もちろん一般枠でピアノ指導者が参加することも可能です。
また、これから本格的に音楽の道を歩もうと思っている方や現役の音大生にとってもこのオンラインコンクールは意味のあるものになると考えています。
まず審査員のメンバーは信じられないくらい豪華です。そしてもうひとつ理由があります。
オーストリアにきて、ビザという法律の壁によって試験に受かったにも関わらずウィーン音楽大学での就職は叶わなかったわけですが(1番下に詳細記事貼ってます)、この時に教授陣ともコミュニケーションをとって強く感じたのは“ヨーロッパの音楽大学は常に優秀な才能を探している”ということでした。仮にコロナが完全に終息したとしても、こういったオンラインでのコンクールは継続して、いやむしろ大きくなって世界で新しい才能が発見される1つの方法として確立していくのではないでしょうか。
今回はその記念すべき第1回という事で、としさん参加してみようと思います。
映像を送る締め切りが7/20なので、とりあえずエントリーして会社のショールームで練習して、トリフォノフがウィーン楽友協会で弾いたFazioliで撮影する予定です。会社から許可が出るといいな。ダメだったらスタインウェイです。どちらにしても完全に言い訳不可能な状態にして頑張ります。
まだ曲も決まってないのですが、「全日本ピアノeコンクール体験記」として、エントリーから選曲、練習や撮影の様子と映像の送り方など記録していこうと思います。
詳細は公式ホームページをご覧ください。
以上になります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。としさん