こんにちは!としさん@津久井俊彦です!横浜を拠点に調律師をやりながらYouTubeもやってます。
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さて、先日オーストリアよりサイレント帰国(人知れず帰国)をしまして、こちらのリサイタルを聴きに行ってきましたのでレビューを。ちなみに調律は他の調律師さんがしてくださいました(^^)
石井琢磨ピアノリサイタル「Tanz」at しらかわホール(主催:大器株式会社)
プログラムは9月に発売されているメジャーデビューCD「Tanz」とほぼ同じ。バルトークなどあまり聴き慣れない曲もあったので、予習を兼ねてCDを1000回ほど聴いてから参加。良いCDですねぇ。
同じようにCDをたくさん聴いてから当日会場で演奏を聴いた皆さま、おそらく僕と似たような事を感じたんではないかと思います。
感動!でもCDと演奏が全然違った!
レビューと一緒にこの部分について、ピアノ調律師として個人的に感じることを書いていきます。
本番でしかしない演奏を持つピアニスト
この仕事をしていると、様々なピアニストさんや他の楽器の音楽家の方達と幸運にも同じ現場に立ち会えることがあります。そんな中で僕がごく稀に出会う世界を舞台に活躍されている方々には、ある共通点を感じることが多々あります。
“それはコンサート当日、それも本番でしかしない演奏を持つ”ということ。
それはCDなどの録音、普段の練習、またコンサート当日のリハーサルとも違う、聴衆の前でスポットライトがあたる時しか聴けない演奏とでも言いましょうか。
この現象についてはどう説明していいのやら全くわかりませんが、しらかわホールにも間違いなくこれがあったように思います。感覚的に言えば、終わってみるとあっという間だけど、演奏中は時間がとてもゆっくりというか、別の時間軸で世界が進んでいる感じ。。あとは舞台の上にはたくおんさんがいるけれど、それとはまた違った光景も一緒に見えてくる感じ。。
(今回はピアノがBösendorferで、楽器や会場が違えば演奏が変わるのはありますが、この現象はこれとはまたほんの少し違った話です。)
そしてコンサート終了後の音楽を聴いた満足感、もちろん「たくおんさん、トークの腕少し上がったかな」などの石井琢磨さんに対しての感想はあるとは思いますが、それと一緒に「良い意味」でたくおんさんを抜きにした「クラシック音楽っていいなぁ、舞曲って良いなぁ、舞踏会見てみたいなぁ」、あるいは「とても良い時間を過ごしたなぁ」という充実感が柔らかくも暖かい感動と共に残ったのではないでしょうか。
このコンサートの感動、その場で生まれる”一期一会の音楽”こそがクラシック音楽の一番良いところで、最初は世界のどこか、1枚の紙の上で生まれた音符たちが今日でも愛されている理由もそこにあるような気がしています。
舞台上でこの世界観と至福の時間を生み出してくれるたくおんさんにはいつも感謝でいっぱいです。会場には初めてのコンサートという方もいたみたいで、コンサートデビューがたくおんさんなんてまあなんとも羨ましいこと(>_<)
メジャーデビューCD「Tanz」これもまた一期一会のTanz!、YouTube「TAKU-音TV」と一緒に、「ピアニスト:石井琢磨」のコンサートでの感動もぜひ皆さまに味わって頂きたいです。
たくおんさんのホームページ、ちょくちょくチェックしています↓↓CD情報もあります♪
そしてこのリサイタルシリーズ「Tanz」の主催:大器株式会社さんにも感謝です。
というわけで、オーストリアから戻ってすぐにたくおんさんのリサイタルを聴けたという幸運!
次の渡欧までまた日本の皆さまのために調律・YouTubeとしチャンネル発信など頑張っていきます!
読んで頂きましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦
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新幹線ではおなじみのからあげ弁当。気付いたらまたからあげを手に取っていました(@_@;)
※詳細はこちらの動画で・・・↓↓