こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪
巨匠チェリスト、ロストロポービッチのチェロ作品集です。
注目すべきはシューベルトの名曲アルペジオーネソナタ!
自分はピアノ以外はあんまり聴かないという人でもこの曲は気にいるはず。なぜならピアノの旋律も常に美しく、特に第1楽章の前奏は思わず楽譜を買って弾きたくなること間違いなしです。
僕この曲は本当に大好きで、特にチェロよりもピアノが良い録音をずっと探していました。このアルペジオーネソナタに関しては良し悪しはピアニストで決まると言ってもいいんじゃないかなって勝手に思っています。
そして今まで聴いた中でダントツで良いと感じたのが、この録音というわけです。ピアニストはブリテン。もう彼の前奏だけで色々考えさせられます。たくさんある録音の中ではかなりゆっくりなテンポの前奏です。ピアニストによっては遅いテンポがただただ退屈に感じてしまうのですが、そこはブリテン、このままピアノソナタが始まってもおかしくない世界観で一気にシューベルトの世界へ引き込んでくれます。
そして「あれ、歌だっけ?」っていうくらい歌心のあるチェロの音色が入ってくるともう鳥肌物です。
この録音をオススメしておいてこんな事言うのも変な話ですが、3種類くらいの録音を聴いた後にこのCDを聴いてほしいです。
録音は安定のDecca。つまり最強です。
ぜひ聴いてみてください!
読んで頂きましてありがとうございました。としさん
SCHUBERT/ SONATA FOR ARPEGGIO