こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪
日本ではあまり有名ではないポルトガル出身ピアニストです。
このラヴェル作品集のお気に入りポイントは、まず教会で録音されているという事。スタジオの録音よりも響きが芳醇です。ヨーロッパでは教会でのピアノのコンサートがよくあるので、このCDを聴くと本場の響きを体験できます。ハイブリットのSACDになっているので、音を比べるというコアな楽しみ方も出来ます。
そしてもう一つのお気に入りポイントは、2枚組がそれぞれ別のピアノで録音されているという事です。スタインウェイとブリュートナー。特にブリュートナーを使った録音は珍しいです。教会でのコーラス、ゴールデントーンというコンセプトの音作りのメーカーらしい響きを感じられます。亡き王女のためのパヴァーヌなんて何度でも聴きたくなります。
このピアニストは世界ではヴィルトウオーゾとして有名で、ラヴェル以外にもショパンやベートーベン、リスト、ラフマニノフなどCDが出ています。難点は日本では彼のCDが手に入りづらいという事。手に入ればラッキーです。
読んで頂きましてありがとうございました。 としさん